ロックフェラーセンター クリスマスツリー2018
ニューヨーク、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯されました!
今年の木はニューヨーク州オレンジ郡ウォールキルから来た、マツ科の針葉樹、オウシュウトウヒ(日本名)で、高さが約22メートル、幹の直径約14メートル、重さ12トンだそうです。
ロックフェラーセンターの主任造園師がウォールキルでこの木を5年前に見つけ、左右対称で形が良いことから一目惚れし、肥料をやったりして成長を見守ってきたそうです。
この木は一般住民の自宅庭にあった樹齢75年の木で、木の所有者は、センターのツリーに選ばれたことに大変喜んでおり、伐採される前、木にお別れのハグをしたそうです!
以下にツリーが完成していく過程を収めてみました。
写真撮影日11月9日
ロックフェラーセンター、スケートリンク前にツリーの台座が設置されていました。
写真撮影日11月19日
ツリーが設置され、足場が作られデコレーションが開始されていました。
ツリーは11月8日に切り出され、到着したのは11月10日の午前。オレンジ郡、ウォールキルから約120キロの道のりを、特殊なトラックで2日間かけてここまで運ばれました。
写真撮影日11月19日
横から見た未完成のツリー。飾り付けがされています。
写真撮影日11月26日
デコレーション完成。足場が外されました。でも点灯は11月28日の点灯式までされません。
写真撮影日11月29日
ツリーが点灯されました!約5万個のLED電球で飾られ、ツリー先端には今年もスワロフスキークリスタル製のスターが飾られています。
点灯式は今年は11月28日に行われ、スケートリンクを舞台に歌あり踊りありの華々しい式典でした。式は毎年サンクスギビングが終わった次の週の水曜日に行われます。何千人もの観光客が集まるので、毎年この日は道が封鎖され周辺の交通が大混乱します!
観光客もかなり増え、皆ツリーを見上げて写真を撮っていました。
間近でみると圧巻です!
ツリーは来年1月7日まで飾られ、その後は貧困家庭に住宅支援をする国際NGOに寄付され、建材として使用されるそうです。
観光客で込み合うセンターに、騎馬警官も待機していました。
この記事は週間ニューヨーク生活、デイリーサンの記事を参考にさせていただきました。有難うございました。