私のニューヨーク生活

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Rainだけではない雨の英語表現 アメリカで実際に使う雨の表現

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先日ニューヨークの天気は雨でした。

 

雨と聞いてふとアメリカに来て間もない頃、雨の言い方について日本と英語では違いがあるんだなと学んだことを思い出しました。

 

この記事では実際にアメリカで、Rainだけではない雨を表現する時の言い方を挙げてみます。どんな種類の雨でもRainと言っていると、ネイティブには不自然に聞こえてしまいます。

 

日本で雨を表現する時

日本では雨の表現はたくさんあります。

例えば春雨、五月雨、秋雨、小雨、夕立、通り雨、にわか雨等で、古来からの言い方までさかのぼると100くらいはあるともいわれていますが、実際に普通の人が雨が降っているのを見て言う場合は、

〇 雨が降っている

〇 土砂降りだ

〇 小雨だ

〇 にわか雨だ

くらいでしょうか。一番よく使われるのがどんな雨の時でも、ただ ”雨が降っている” という事が多く、実際の会話で例えば ”外が霧雨ている” とはあまり言いませんよね。

 

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アメリカでは全ての雨=Rain ではない

私はニューヨークに来てもしばらくは、日本にいるときと同じ感覚でぽつぽつ降る雨、しとしと降る雨、土砂降り雨、霧雨など全てを、雨が降っている、つまりどんな種類の雨でも日本では ”外は雨が降っています” と言うのを直訳して ”It is raining outside." と言っていたのですが、ある日、ネイティブの夫に指摘されました。

 

アメリカで”Rain”と言うと

   その日降っていた雨は、雨は雨でもぽつぽつ降る雨、ぽつぽつと降る雨は英語では Rain とは呼ばずDrizzleというのです。"It is drizzling outside." と言うのが正解でした。

 

アメリカでは Rain というときは 雨が本降りでしっかりふっている時 に使います。土砂降りでもなく小雨でもなく、わりと安定した量の雨(傘をささずにいるとしっかり濡れてしまうくらい)がステディに降っている状態です。

 

なので、ぽつぽつ雨なのに”It is raining outside." というと、ネイティブは ”No, It is not rainig, It is drizzling." と思うようで、変に感じるようです。

 

小雨:ShowerLight Rain

同じく、小雨、しとしと雨、細かいもう止みそうな感じの雨は、Shower Light Rain と表現します。

使い方は:

It is showering out side. 

It is raining lightly outside.

 

霧雨:Mist

It is misting outside.

 

雷雨: Thunder storm

 We are going to have a thunder storm later this afternoon.

 

土砂降り: Heavy Rain, Pouring Rain, Heavy down pour

It is rainig heavily.

It is pouring outside.

We are expecting a heavy down pour later.

 

土砂降りの英語表現に、”Raining cats and dogs”という面白い言い方があるのをご存知の方が多いと思いますが、これは比較的古い表現で、現在70~80歳代くらいの古い世代の方が使われるのをたま~に耳にすることがありますが、日常的にはもうほとんど使われない表現です。

 

 

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 まとめ

英語で雨の表現はRainだけでなく、降っている雨の状態で言い方が変わってきます。一度覚えてしまえば会話の中から外でどんな雨が降っているのかわかるし、天気の会話もより自然に聞こえるようになりますよ!