私のニューヨーク生活

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アメリカで子育てを経験して感じる日本の優れた事5つ

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私にはアメリカ生まれ、アメリカ育ちで、現在小学校低学年の息子がいます。だんだん学年が進むにしたがって、できることが増えてきたのですが、折に触れて日本で暮らしていたら違うだろうなと日本の優れた面を実感することがあります。

 

 息子の言葉については下の記事にも書きましたが、育った環境により英語の方が優勢で、喋るのは99%英語、日本語聞き取りはまずまずといった所です。

 通っている学校も日系の学校とかではなく、現地の普通の小学校で、親が日本人なのはたぶん彼一人なんじゃないかと思います。ですので、100%アメリカの教育システムの中で学んでいるわけです。www.loveny1.info

 

そこで、私が子育てを通じて気が付いた、日本の素晴らしい5つの事を挙げてみました。

 

 

 日本では

その1、みんな、なわとびができる

日本の学校では今でも体育の時間になわとびをするのでしょうか。私が小学生の頃は毎年冬になると学校になわとびをもって行って体育の時間に皆で授業の一環としてやっていました。

休み時間には寒くても友達と外に出てたくさん飛べるように練習したり、二重飛びを教えてもらったりして、教室に入るころには体がポカポカしていたものです。

今でも授業の一環でやっているなら健康に問題がある場合を除いて、まあ下手な子や嫌いな子はいると思いますが、日本人でなわとびを飛べない子はいないのではないでしょうか。

アメリカでは日本のように体育の時間に縄跳びはしません。なので、なわとびをやった事がない子や、なわとびを知っていてもしっかり練習した経験がないので飛ぶのが非常に下手な子が多いのです。

なわとびができないから何って思う人もいるでしょうが、私はあれはれっきとしたスキルだと思います。手で縄を回して、足元に来たら引っかからないように飛ぶ。それも連続で何回も。これをスキルと言わずして何と言いましょう。それに大変いい運動にもなります。これを日本人の多くができるのは本当に素晴らしい事だと思います。

 

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その2、大体の子供が泳げる

 日本ではほとんどの学校にプールがあって夏にはこれも体育の時間に水泳を習いますよね。ですので、まあ中には水泳が苦手で嫌いな子もいますが、大体の子は少しくらい泳げます。今もでしょうか。昔は泳げない子は夏休みに特訓に行かされたりしました。

アメリカの学校はプールのない学校がほとんどで、もちろん体育の時間に泳ぎを教わることもありません。ですので、泳げない子が意外とたくさんいるのです。

自宅にプールがある子もいますが、家のプールだと遊びが中心になる上に、泳ぎをきちんと教えてくれる先生はいないので、自分流で泳げるようにはなりますが、上手にクロールや平泳ぎができるようにはなかなかならないのです。

泳げる事は結構大事です。水に落ちてしまったときに泳げるのと泳げないのは大きな違いですから。それを考えると、日本の体育はアメリカより優れているなと思います。

 

その3、九九を覚えるのが簡単

日本では九九は、例えばににんがし、とかごっくしじゅうごとか独特の言いやすく、覚えやすい言い方で覚えていきますよね。

アメリカでは、九九を覚える時はなんと、2x2=4、つまり、"Two times two is four" とか、5x9=45、"Five times nine is fourty five" と覚えやすい言い方も何もなく、そのまま丸ごと式を覚えていくやり方なので、非常に覚えづらいのです。頭が良くてすぐに覚えてしまう子ももちろんいますが、それでもほとんどの子が結構大変な思いをして覚えていくようです。

アメリカと比べると、日本の九九の覚え方は素晴らしいです!

九九と言えばそろばんも日本独特のものですよね。指先を器用に使って計算していく。簡単な計算なら計算機よりはやかったりします。私も時々息子にそろばんを教えられたらなと思います。

 

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 その4、大体の人が自転車に乗れる

日本でも東京の都心など都会育ちの人は乗れない人が多いと聞きましたが、住んでいるのが都会でないなら、男女を問わず、大体の人が自転車にのれますよね。

自転車通学,通勤も多いですし、乗れないと不便な場合が多いからです。なのでみんな小さい時から乗れるように練習します。

アメリカは車社会。都会以外ならどこに行くのも車です。自転車はレジャー目的で乗りたい人だけが買って乗れるようになる。ですので、大人でも特に女性だと、意外と自転車に乗れない人がいたりします。

確かにアメリカは車社会で日本に住んでいる時のようにどこでも自転車で行くのは危ないです。

でも自転車大好きな私からすれば、乗れるのと乗れないのは大きな違いです。天気のいい日に自転車を車に積んで、綺麗な場所でサイクリングするのは楽しいですから。

 

その5、日本の学校給食は素晴らしい

日本の学校給食って、ちゃんと栄養士さんが栄養を考え、献立を作成してバランスの良いものが出されます。それに出てくるもの全部とは言いませんが、結構美味しいですよね。同じ月に同じメニューが出てくることもまずありません。

アメリカの学校は、ランチ持参もできますが、持参しなかった子はカフェテリア式のランチルームでランチを買うことになります。

代表的なメニューは、ピザ、ハンバーガー、チキンに衣を付けて揚げたチキンフィンガー、ターキーやチキンサンドイッチ、サラダ、グリルドチーズと言う、チーズサンドイッチ等に、牛乳かジュース、付け合わせに野菜や果物1種類。こんな感じです。こんな感じの食べ物がぐるぐる週替わりで出てきます。

栄養も野菜摂取もあったもんじゃないです。

自分が子供の時には別に特別とも思っていませんでしたが、本当にとてもありがたい日本の学校給食ですよね。

 

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 まとめ

日本で生活していると本当は素晴らしい事でも特に何も感じずに暮らしている人がほとんどでしょう。日本を出た時初めてありがたさに気づくことがあります。

日本の素晴らしい所、いつまでも素晴らしいままでいてほしいと思う今日この頃です。

 

有難うございました。