朝食はベーグル! ニューヨークベーグルのお得な買い方、食べ方、保存法
ベーグルはニューヨークで自慢できるものの一つですが、おいしいベーグルは外側がカリッとしていて、それでいて中がしっとり、しっかり詰まっていて噛み応えがあって私も大好きです!
中がぎっしりと詰まっているので、朝食に食べると腹持ちがよく通勤中にもお腹がすきません。
私がニューヨークに来たかれこれ15年前は、マンハッタンでもベーグル一つ60セントくらいでしたが(安!!)、やれ、ガソリンの値段が上がった、小麦が不作、等々の理由で値段がじりじり上がり、今では一つ1ドル30セントくらいから3ドルくらいする店もあるようです。
マンハッタンで買うベーグルで私の好きなEss-a-bagelは、大きくてしっかり食べごたえのあるベーグルなのに、未だに一つ1ドル30セントで良心的だなと思います。
Baker's Dozen (ベイカーズ ダズン)
ところで、ベーグルのちょっとだけお得な買い方をご存知でしょうか?
アメリカではBaker's Dozenと言って、パン等は1ダース、12個買う時には、もう一つおまけにしてくれて、同じ値段で合計13個もらえることになるのです。
ベーグルも例外ではなく、1ダース買うと、1個おまけにつけてくれますので、その一個はタダという事になります。
それに店によっては1ダース用の値段があって、個々で買うより少し安くなっていることがよくあります。
ただ、13個買ってもオフィスに皆の朝食用に持っていくとか、人の集まりに持っていくとかでなければ、フレッシュなうちに全部食べきれることは普通ないので、そんなにたくさん買うことはないでしょう。
超簡単!ベーグルのおいしさをそのまま残す保存法
そこで、たくさん買ったベーグルを時間がたってもおいしく食べられる方法をご紹介します!!
なーんて、大袈裟に言うほどの事でもないのですが、ただ買ったベーグルをフレッシュなうちにすぐ冷凍するだけです。
ベーグルを買ってきたら、保存したいベーグルをフレッシュなうちに半分にスライスします。それをビニール袋に入れて空気はなるべく抜き、その袋をもう一つの袋に入れて2重にします。その後は冷凍庫で保存するだけです。
半分にスライスします。
ビニール袋にいれ、これをまたビニール袋に入れて2重にします。
冷凍ベーグルの食べ方
食べる時は食べる分だけ取出して、凍ったままトースターでトーストします。半分にスライスしてあるので、トースターにもちゃんと収まります。2分もトーストすればこんがりおいしそうなに焼きあがります。後はクリームチーズなり、バターなりお好みで。
フレッシュな焼き立てベーグルと比べるとやっぱり違いますが、トーストすることで外側がかりっとして、これが結構文句なしにおいしいのです。もし友達が遊びに来た時に何も言わないでこれ出したら、きっと冷凍ベーグルとはわからないだろうと思います。
週五日、9時から5時までの仕事をしていると、おいしいからと言って毎朝フレッシュなベーグルを店から買って来て食べるわけにはいかないので、私にはこの方法はとても便利で、うちの冷凍庫には常に冷凍ベーグルが眠っています。
上の写真は日本ではあまりなじみのないBialy(バイアリ)というベーグルのいとこみたいなものです。穴がある代わりに真ん中がへこんでいて玉ねぎがついています。ベーグルよりも軽い感じで私の主人が大好きです。
冷凍庫にまだベーグルの入る余裕のある方、是非おためしあれ。