アメリカでクッキーを焼く 超簡単であっという間!セミ手作りクッキー!
皆様、あけましておめでとうございます!
日本では今お正月ムードむんむんで、皆さんおせち料理やお雑煮、おとそを楽しんだり、初もうでに行ったり、家族が集まって楽しく過ごされているのではないかと思います。
ニューヨークではクリスマスの時はいい感じですが、正月となると祝日だけど普通の日という感じで、いわゆる日本の正月ムードのようなのは全くありません。
日本人としてはちょっと寂しく、日本が恋しくなる時期でもあります。
今日、元旦は私の息子も学校はお休み。暇を持て余していた彼がクッキーを作りたいと言い出したので、一緒に作ることにしました。
アメリカでは皆大好き、チョコレートチップクッキー。
ちょっと食べたい時、材料を1から全部買ってレシピを探して作るのはちょっと面倒ですよね。そこで超簡単にクッキーが作れる方法をご紹介します。
それは市販のクッキーミックスを使って作る方法です。
普通のスーパーならどこでも売っているこのBetty Crockerのクッキーミックス。値段は普通4ドル弱ですが、セールの時は2ドル~2ドル50セントくらいで売っています。
うちの家族はクッキーが好きなので、私はセールの時に買い置きしておきます。
チョコレートチップクッキー24枚 材料:
Betty Crockerクッキーミックス 1袋
バター 室温にもどしておく 1本(113g)
卵 1個
*このミックスは増量サイズだったのでこれに牛乳テーブルスプーン1を足しました。
作り方
1、オーブンを375℃に温めておく
2、クッキーミックス、室温に戻しておいたバター、卵をボールに入れて混ぜます。
下の写真はまだ完全に混ざっていない状態なので、粉がなくなるまで混ぜます。
2、材料が混ざったら、クッキー生地を鉄板に並べ温めていたオーブンで10~11分焼きます。
クッキーが焼けてくるといい匂いがしてきます。
このミックスは日本人の好みより少し甘めですが、焼き立てはまずまずおいしいです。冷めてもまあOKといったところでしょうか。
何より値段も安く、材料を混ぜて焼くだけでできてしまうので、超簡単です!他にもシュガークッキーや、オートミールクッキーなど違う種類もいくつかあります。
うちの子も簡単ではありますが自分で作ったクッキーなので、ちょっと誇らしげで、美味しそうに食べていました。
店で見つけたら、お好きな種類を試してみてください!
余ったクッキーは缶に入れて保存し、少しづつ食べています。
有難うございました。
朝食はベーグル! ニューヨークベーグルのお得な買い方、食べ方、保存法
ベーグルはニューヨークで自慢できるものの一つですが、おいしいベーグルは外側がカリッとしていて、それでいて中がしっとり、しっかり詰まっていて噛み応えがあって私も大好きです!
中がぎっしりと詰まっているので、朝食に食べると腹持ちがよく通勤中にもお腹がすきません。
私がニューヨークに来たかれこれ15年前は、マンハッタンでもベーグル一つ60セントくらいでしたが(安!!)、やれ、ガソリンの値段が上がった、小麦が不作、等々の理由で値段がじりじり上がり、今では一つ1ドル30セントくらいから3ドルくらいする店もあるようです。
マンハッタンで買うベーグルで私の好きなEss-a-bagelは、大きくてしっかり食べごたえのあるベーグルなのに、未だに一つ1ドル30セントで良心的だなと思います。
Baker's Dozen (ベイカーズ ダズン)
ところで、ベーグルのちょっとだけお得な買い方をご存知でしょうか?
アメリカではBaker's Dozenと言って、パン等は1ダース、12個買う時には、もう一つおまけにしてくれて、同じ値段で合計13個もらえることになるのです。
ベーグルも例外ではなく、1ダース買うと、1個おまけにつけてくれますので、その一個はタダという事になります。
それに店によっては1ダース用の値段があって、個々で買うより少し安くなっていることがよくあります。
ただ、13個買ってもオフィスに皆の朝食用に持っていくとか、人の集まりに持っていくとかでなければ、フレッシュなうちに全部食べきれることは普通ないので、そんなにたくさん買うことはないでしょう。
超簡単!ベーグルのおいしさをそのまま残す保存法
そこで、たくさん買ったベーグルを時間がたってもおいしく食べられる方法をご紹介します!!
なーんて、大袈裟に言うほどの事でもないのですが、ただ買ったベーグルをフレッシュなうちにすぐ冷凍するだけです。
ベーグルを買ってきたら、保存したいベーグルをフレッシュなうちに半分にスライスします。それをビニール袋に入れて空気はなるべく抜き、その袋をもう一つの袋に入れて2重にします。その後は冷凍庫で保存するだけです。
半分にスライスします。
ビニール袋にいれ、これをまたビニール袋に入れて2重にします。
冷凍ベーグルの食べ方
食べる時は食べる分だけ取出して、凍ったままトースターでトーストします。半分にスライスしてあるので、トースターにもちゃんと収まります。2分もトーストすればこんがりおいしそうなに焼きあがります。後はクリームチーズなり、バターなりお好みで。
フレッシュな焼き立てベーグルと比べるとやっぱり違いますが、トーストすることで外側がかりっとして、これが結構文句なしにおいしいのです。もし友達が遊びに来た時に何も言わないでこれ出したら、きっと冷凍ベーグルとはわからないだろうと思います。
週五日、9時から5時までの仕事をしていると、おいしいからと言って毎朝フレッシュなベーグルを店から買って来て食べるわけにはいかないので、私にはこの方法はとても便利で、うちの冷凍庫には常に冷凍ベーグルが眠っています。
上の写真は日本ではあまりなじみのないBialy(バイアリ)というベーグルのいとこみたいなものです。穴がある代わりに真ん中がへこんでいて玉ねぎがついています。ベーグルよりも軽い感じで私の主人が大好きです。
冷凍庫にまだベーグルの入る余裕のある方、是非おためしあれ。
アメリカでサンドイッチ 美味しくて経済的!デリ風のサンドイッチを自宅で
アメリカの食べ物と言えばピザとサンドイッチがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。サンドイッチは普通のデリカテッセンで注文して作ってもらえばとても美味しいですが、私の住むニューヨーク郊外では一つ10ドル以上します。それにポテトサラダやドリンクを一緒に買うと結構な値段になってしまいます。
美味しいサンドイッチを安く
でも美味しいサンドイッチが、安く食べられる方法があるのです。アメリカ在住が長い方はもちろんご存知だと思いますが、アメリカのスーパーマーケットには肉や魚のコーナーの他に、ハムやチーズを切り売りしてくれるデリのコーナーがあります。
このスーパーのデリコーナーでハム等を買って、自分でサンドイッチを作るのです!
スーパーマーケットのデリコーナー
週末になると翌一週間分のハムやチーズを買う人で、どの店のデリコーナーも結構賑わっています。
日本ではハムを切り売りしてくれるのはデパ地下くらいですよね。私自信こちらに来て間もなかった頃は、どうしてあそこに人が並んでいるのかよくわからず、買い方も全然知らなかったのですが、今では週末のお昼にちょっと食べたくなったときとか、息子のランチにサンドイッチを持たせるときなどのためによく買います。
ニューヨーク一帯の地域では、この切り売りのハム等を総称してCold Cutsと呼びます。地域が変わるとLoose Meatとも呼ばれるそうです。
ヨーロッパに比べると大したことはないのかもしれませんが、アメリカは日本と比べるとハムの種類が多くて、美味しいです。ハムにも普通のハムから蜂蜜やメープルシロップ味等色んな種類があり、それからサラミやボローニャ、ターキー、チキン、ローストビーフ等も置いてあります。
値段は大体1ポンド(454g)7ドル~14ドルくらい。ハム、チキンやターキーはセールになっていることが多いです。ローストビーフやパストラミ等ビーフ系は通常 10ドル前後です。
注文の仕方
週末など混んでいる時は、大体どの店も番号札を使っていますので、デリコーナーに来たらまず番号札を取りましょう。
そして何を頼むか決めます。セールのものはその週の店の広告に載っていたり、デリコーナーにセールの張り紙とかがしてあるので、チェックしましょう。
ちなみに、私の住むニューヨーク地域では、美味しいと言われるブランドがあります。パッケージにイノシシの頭のマークの付いたBore's Head(ボアーズヘッドと発音します)と言われるブランドです。(他の州ではどうなのでしょう??)他のブランドよりちょっと高めですが、ここのならだいたい何を買っても美味しいです。
自分の番号が呼ばれたら、注文します。
注文する量ですが、1ポンドは454gなので、正直結構な量です。サンドイッチを何個作るのかにもよりますが、2~3個なら1/2ポンドで充分。1個だけなら1/4ポンドでいいでしょう。
注文の言い方の例
(1/2ポンド230gの場合):Can I have a half a pound of Bore's head Roast Beaf?
(1/4ポンド110gの場合):Can I have a quarter pound of Bore's head Turkey?
(1/3ポンド150gの場合):Can I have a one third pound of Swiss Cheese?
最後の a one third pound(1/3ポンド)の言い方ですが、デリコーナーの人がネイティブイングリッシュスピーカーでない場合は通じないことが時々あります。
そのあと店の人がスライスの薄さを聞いてくれたり、一枚切ってみて、これでいいか見せてくれたり、買う前に一枚くれて味を確かめさせてくれる所もあります。
薄さに関して聞かれたら、Thin slice, Medium slice, Thick sliceのどれかを言うといいでしょう。
すぐそばで切ってくれていて、見た感じ量が少ないようなら、Chould you add a few more slices? と言って量を増やしてもらってももいいです。
好きなハムとチーズを買ったら今度はパンです!
比較的大きなスーパーマーケットには、店の中でパンを焼いていて、焼き立てのパンが買える所があります。値段も一つ1ドル以下!パンのいい香りがします。
さあサンドイッチを作りましょう!
この日私が買ったのは、1/4ポンドのパストラミと、1/4ポンドのスイスチーズ、それに焼き立てのHeroBreadで、お会計の合計は6ドル強でした。チーズは全部使うと多すぎるので半分残しました。
パストラミが隠れてしまいましたが、結構たっぷり入っています。1/4ポンド全部入れました。
もっとボリュームのあるマンハッタンデリスタイルのようなサンドイッチを作ろうと思ったら、パストラミを1/2ポンド買って、パンの間に挟んでマスタードを塗るだけで、こちらも6ドルぐらいでできてしまいます。
オーブントースターで少し焼くと、ホットパストラミサンドイッチです!
私のサンドイッチ? はい♡ とても美味しかったです!
これ、長さが30センチくらいあって大きかったので、半分にして二人で食べました。2人分で6ドルだったら安いですよね!
今まで試したことがない方、今度スーパーマーケットに行ったらぜひCold Cutsを買って作ってみて下さい!
我が家の定番ピザ~お題より
日曜日の夕方は私が夕食を作るのが面倒なのと、我が家はみんなピザが大好きなので、よくお気に入りのピッツアリアに行きます。
我が家の定番ピザは半分野菜です。人参、ブロッコリー、ほうれん草、緑ズッキーニ、黄色ズッキーニがトッピングされています。
私はベジタリアンではなく、肉も大好きなのですが、ピザに関してはごろごろ野菜のトッピングが大好きです。ピザに野菜?って思われるかもしれませんが、アツアツのピザにちょうど良く火の通った野菜が歯ごたえ良く、病みつきになります。
この店は何も言わないと、ベジピザはトマトソースのないホワイトピザになってしまうのですが、私も夫もトマトソースが好きなので、いつもこれをオーダーします。
アツアツのスライスに、すこしガーリックパウダーをかけると最高!
プレーンの部分は子供が食べます。
この店は、ピザのクラストもとても美味しくてスライスの端から端まで全部食べてしまいます!
私の住むニューヨーク郊外ではイタリア系の職人が腕を振るうピッツアリアが減ってきていますが、ここは今でも現役職人はイタリア系の人たちです。
美味しいピザ、いつまでも食べられますように!
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クリスマスはストレス?! 6秒ルールで人間関係修復不可能を回避!腹がたった時の超簡単な対処法
クリスマスは嘘とくだらない事だけ!
クリスマスというと、綺麗なデコレーションやおいしい食べ物、プレゼント交換等、楽しくて特別な日というイメージで定着していますが、実際はこの時期はアメリカでも多くの人がストレスを感じています。
アメリカではクリスマスを皮肉って、"Christmas is nothing but lies and bull crap" という言い方をする事があります。直訳すると”クリスマスは嘘とくだらない事だけ” といった感じになります。
”クリスマスの嘘”とは、実は12月25日はキリストの誕生日ではない、サンタクロースの存在は嘘である等の事で、”くだらない事”とは、キリストの誕生日でもないのに、その日が大がかりな世界的な大イベントにしなってしまった事や、会いたくもない親戚に義務で会わなくてはならない、プレゼントを購入するのにいらない借金が増えるというような事でしょうか。
私もクリスマスの雰囲気自体は嫌いでないですが、この時期イライラストレスを抱えることも事実です。
実はこの記事を書くきっかけになったのも、今朝、知り合いの子供にあげるクリスマスプレゼントの購入について、夫と喧嘩した事です。
激しい怒りに利点はない
生きていれば誰しも腹の立つことがありますが、激しい怒りには破壊的な力があり、関係を壊したり、相手を傷つけ、修復が難しくなってしまうこともあります。
血圧も上がるので健康にも良くないです。
でもちょっとした方法で、怒りを鎮めることができる方法があるのをご存知でしょうか?
腹が立った時の6秒ルール
人の怒りの感情のピークは6秒で収まるとされています。イラっと来た時にすぐに言い返したり、行動をとったりしないで、まず深呼吸をしてゆっくり6秒数えます。
するとカッカとしていた頭がちょっと冷めて、理性が戻ってくるのを感じます。
激しい感情が過ぎた後、落ち着いて自分の主張を相手に伝えれば、感情的になって大声をあげた場合より相手もちゃんと聞いてくれますし、日頃感じている不満について、ちゃんと二人で話し合うきっかけとなるかもしれません。
私も今日はちょっとかっとなってしまいましたが、はい。反省しております。
私も6秒ルール、実践します。
有難うございました。
英語でコミュニケーションする時 英語を喋るテクニックより大切な事
アメリカで暮すとなると、日本人と一緒にいるとき以外は英語で人とコミュニケーションをするのが普通ですよね(スペイン語も増えていますけど)。
こちらで生活している日本人の中には英語に全く困ってない人もいますが、英語がまだ思うように使えない人、アメリカで暮らしているものの英語が苦手な人は結構いるのではないかと思います。特にこちらに来て日の浅い人にはそういう人が多いのではないでしょうか。
英語圏で暮らすとなると、英語自体をきちんと学ぶことはもちろん大切です。しかし私はアメリカで暮らした人生のある時期、とても、本当にとても不思議な光景を目にしたことがあって、その時、人と人のコミュニケーションって言葉のテクニックじゃないんだなと心底実感したことがあります。
そこで、私のストーリーと、私なりにコミュニケーションについて学んだことを皆さんとシェアしたいと思います。
私が留学生だった頃のストーリ
それは20代にアメリカの片田舎に留学をしていた時期です。
下に貼った私のこの記事で私自信が英語に興味をもって、留学に向けそれなりに英語を勉強した経緯を書いていますが、私がアメリカに着いたときは何年も勉強していた甲斐があり、普通の生活の中で英語を話す事、理解することにはそれほど困りませんでした。
おとなしく、コンプレックスだらけだった私
ただ、私は子供のころから積極的とは正反対の性格で、日本にいた時から友達を作るのも大の苦手で、留学当初は自分の英語なんてネイティブと話すのは恥ずかしいレベルだと心の中で決めつけて会話を楽しもうとすることもせず、ひどいコンプレックスの塊で、自分から積極的に現地のアメリカ人と仲良くすることができず、数少ない他の日本人留学生とたまに集まるとき以外はいつも一人ぼっちでした。
透明人間だった私
アメリカの田舎の大学で、日本人はおろかアジア人全体ですら数えるくらいしかいないという過酷な場所では、自分から積極的にならなければだれも声すらかけてくれません。ひどいときはアジア人が珍しいのか、特に小さな子供が多かったですが、上から下までじろじろ見られることもありました。
でもそれよりつらかったのは、他の学生とすれ違う時とか、誰も私と目すら合わせようとしなくて、完全無視というのか、自分が誰からも見えない透明人間になったような気がした時です。
これは実際に経験した人にしかわからないかもしれません。日本にいると知らない人同士でも女性だったら自分と同年代の人とかが近くにいると、判断するかしないかは別として、お互い自然にちらっと髪型とか服装とか持ち物をチェックしますよね。それで外に出る時は、何となく人に見られるという意識があるわけで、ごく自然なことだと思います。
一方私のいた所は、アジア人であるがために、そういうちらっと見られたり、私をちょっとチェックしているな、とかが全くなさすぎて、かえってすごく不自然なのです。意図的に目をそらされている感じと言ったらいいのでしょうか。
私の見た不思議な光景とは
そんな中、毎日寂しい留学生活を送っていたわけですが、私の卒業が近くなったころ、多分経済的な理由から大学が留学生の受け入れを増やしたので、日本から10代後半から20代後半の10人弱の日本人が同じ大学に入学してきました。
大学側が学生の受け入れ基準を下げて、英語がそれほど話せなくても受け入れたのでしょう。中には聞く方はある程度できていたみたいですが、英語を話すのは本当に片言だけという人が何人かいました。
その中で、英語がほとんど話せないにも関わらず、いつも他のアメリカ人学生と一緒で、キャンパス内ですれ違う時は私の時と大違いで、Hi ~(名前)!と声を掛けられる人がいました。いつも楽しそうにアメリカ人グループの会話の中にいるのですが、彼女は本当にほとんど英語が話せないのです。時々、何を楽しそうに話してたの?と後で聞くと、「あー、何話してたんだろうね?あんまりわからなかったけど多分こういうことかな。」みたいな返事が返ってきたことがあって心底驚きました!
もうひとり、当時確か19歳だった女の子で、その子もほとんど話せなかったのですが、入学して3か月後くらいにはアメリカ人の彼氏ができていました。私にしてみれば話せなくて意思の疎通ができないのに、どうやって付き合うのか?そもそもどうして付き合うまでに至ったのか不思議で不思議で仕方がありませんでした。
二人ともどのくらい聞く方ができていたのかよくはわかりませんが、話す方は中学校英語の初級レベルぐらいです。
でももっと話せる私よりも、どんどん友達を作って、彼氏までいる子もいて、学生生活を楽しんでいるようでした。その時、人ともっと親しくなって友達や知り合いを作るには、英語をうまく話せるだけじゃダメなんだなと痛感しました。
気が付いたこと
彼女たちを見ていて気が付いたのは、彼女たちが、1、人にとても興味を持っている 2、聞き上手である 3、仲良くしたい人といる時はいつも笑顔で明るい 4、ものおじせず積極的である 5、私のように変な英語コンプレックスをもっていない と言う事でした。
私はそれから卒業して大学を離れたので、彼女たちの英会話がどうなったかはわかりませんが、きっと短い期間でぐんぐん上達したのではないかと思います。
私が学んだコミュニケーションで大事な事
1、人に興味を持つこと
これはコミュニケーションにおいて一番大事なことではないかと思います。誰でも誰かから興味を持たれると好感がわきます(ストーカーのような行為は別として)。愛は興味を持つこと、そして愛の反対は無関心です。人は誰でも心の中で愛を欲していますので、愛(興味)を与えられる人は大体において好意をもって受け入れられるのではないでしょうか。
2、聞き上手になる
人の話をきちんと、真剣に聞いてあげることもまた、話しているその人に興味を持っているというメッセージを送る事になりますので話し手から好感をもたれ、親しまれます。
3、いつも笑顔で明るく
人は暗い顔をしている人より、明るくいつ会ってもにこにこしている人の方が話しかけやすく、親しみやすく、一緒にいたいと思います。
4、自分からの積極的な行動が大切
特に田舎では(都会でもそうですが)相手からのアクションを待っているだけでは、何もおきません。あなたが有名人か超美人、超ハンサムでない限りむこうから友達になろうとしてくれることは普通レベルのアメリカ人ではほぼないでしょう。自分から積極的になる事が大事です。
5、英語コンプレックスをもたない
コンプレックスをもつなというのはちょっと難しい要求ですが、英語に自信がなくて恥ずかしくても、相手にどう思われてもいい、むちゃくちゃ恥をかいてもいい、笑われても気にするもんか、と英語を話すとき、ちょっと自分を押してみることも大切だと思います。人は一生懸命な人には一生懸命答えてくれるものです。それに意外に相手からしてみると、あなたはちゃんと喋れていると思ってくれているかもしれません。
まとめ
英語でコミュニケーションと聞くと、英語をどのくらい正しく沢山の言い回しや単語を知っているかで決まるように思われがちですが、コミュニケーションの基本の基本は、その人一人一人に真に興味を持つことではないかと思います。興味を持つと自然にその人をもっと知りたいので質問が生まれ、話の中に共感を感じたりして会話も弾みます。相手も、自分に興味をもってくれているなと思うともっと自分の事を話したくなるものです。
私のように人に対して積極的になるのが苦手な人にとっては、上に挙げたすべてをいきなり実行するのはかなり大変ですが、外国で人とうまくコミュニケーション出来たらいいなと少しでも思っているなら、まず人に興味を持つことから始めてみませんか?
その寄付、ちょっと待って! アメリカで寄付をしたい時気を付けたい事~後で嫌な気持ちにならないために
忙しいホリデーシーズン、募金活動が活発になる時期でもありますよね。
ニューヨークの街角ではサルベーションアーミーの赤いジャケットを着た人達が、街頭募金を募るために踊ったり歌ったりしているのをあちこちで目にします。
ちょっと買い物をすると、スーパーやドラッグストアでは、支払いの際に寄付をしませんか?とお願いされますし、オフィスでは、クリスマスにおもちゃをもらえない子供のために、おもちゃの寄付を募るToys for Totsや、保存のきく食べ物を集めてFoodBankへの寄付を支援していたりします。
家に帰れば色々な団体から寄付のお願いのダイレクトメールが来ていたり、電話もかかってきます。
アメリカはたくさんの大きな慈善団体が活発に活動しており、また寄付をする人が大変多い国です。
ある程度まとまった大きな額を寄付すれば税金控除の対象となりますので、税金対策として寄付する人たちも少なくないようです。
でも大体の方は善意で、自分の負担にならない程度の寄付をされるのが普通なのではと思います。そこでこの記事ではちょっと寄付をしたいと思った時に、どういう方法でするのが一番いいのか挙げてみました。
集められた募金の行方
慈善団体といえばお金を集め、必要な人たちを支援する善良な団体という風に聞こえますが、実は集めたお金が団体の中でどのように使われいるのか不透明な部分が多いのが現実です。
寄付されたお金の使途を最後まで管理するような連邦政府の法律は存在しないので、一度寄付されたら団体の手にゆだねられてしまうのす。
恥を知れ!Cancer Fund of America
一つの例ですが、テネシー州に本部があったCancer Fund of America という慈善団体は2008年から2012年の4年間に1億8千7百万ドルの寄付を集めましたが、実際癌にかかった人に使われたのはその3%程で、残りの97%は団体のスタッフ、主に団体創設者本人やその家族親戚が豪華なバケーションに行ったり、スタッフの子供の大学資金や、何台もの車購入(多分高級車)等に使われたようです。全くひどい話ですよね。
参考にさせてもらった下のリーダーズダイジェストの記事、英語ですが、興味のある方は是非読んでみて下さい。慈善団体が集めたお金の行方について書かれた記事です。
寄付をしようと思った慈善団体について調べる
このリーダーズダイジェストの記事の中でも書いてあるのですが、寄付したかったらその前に、その団体について、調べてみるのが大事です。
団体について変な記事が載っていたり、おかしいなと思ったら寄付は控えた方が正解です。
ここに信頼のおけそうな慈善団体のリストが載っています。ご参考に。
寄付する時2つのベストな方法
でも世の中には寄付金によって助けられる人が大勢いることも事実です。
それでは寄付したい時はどんな方法がいいのでしょうか。これらは私個人で考えた2つのベストな方法です。
方法その1、実際の品物を寄付する
品物を寄付すれば(必要なら買って)、お金と違いほぼ確実に必要な人のもとへ届けられることでしょう。ただ、どこに持っていけばいいかわからなければ探す必要があります。
保存のきく賞味期限の切れていない食べ物→ FoodBank等
新しい子供のおもちゃ → Toys for Tots
もう着なくなった状態のいい冬用コート → Coat Drive(コートドライブ)
お金を寄付したい場合
お金で寄付する場合、クレジットカードで支払ったり、小切手を団体に直接送る方法がありますが、これはあまりお勧めしません。
なぜかと言うと、一度その方法で寄付をすると団体があなたの名前と住所をデータに収めて、それから長い期間あなたの住所に寄付要求のダイレクトメールを送りつけてくる可能性があるからです。
後悔遅し。ひつこいダイレクトメール攻撃
なかにはダイレクトメールに、これはプレゼントです、とかいって、エコバックやカレンダーなどを同封してきて、プレゼントを贈ったから寄付して、ときます。それも一度や二度ではありません!
全部の団体がやっているとは言いませんが、そんな頼みもしない小さなプレゼントを送り付けてくるくらいなら、そのお金を、必要としている事に使えって思いますよね!私はこんな目にあったら(実際にあいました。)反対にそんな団体には二度と寄付しないです。
そしてもっとひどいのが、そのひつこいダイレクトメールを完全無視していていると、他の似たような慈善団体からダイレクトメールが届くようになります。
こんなところに寄付した覚えないのに、、、、 そうです!たぶん、私に無視されている団体がわたしの名前と住所を売ったのでしょう。
良かれと思い、自分のおこずかいを削ってした寄付が、こんな形で自分に帰ってくるなんて非常に腹が立ちます!
方法その2、店のやっている募金活動に参加する
団体に名前を知られたくなかったら、いい方法があります。スーパーマーケット、ドラッグストア、洋服の店等で買い物をした時にその店で行っている募金活動に参加するのです。
支払いをする時にこの団体に募金しませんか?聞かれることがあるので、団体名が自分の納得できるものであれば1ドル、5ドル、10ドルなり無理なく払えそうな金額を伝えて、買ったものの支払いと合計して支払います。
この方法だと自分の名前が慈善団体に知られることなく募金できることになります。
店側も、客から集めたお金を信頼のおける団体に寄付しなければ、店自体が信用問題となりかねないので、多分きちんとした団体と提携しているだろうと思われます。
店側は募金は募金としてレジに入力するので、募金を店の売り上げとして盗むことはまずないでしょう。
まとめ
クリスマスや新年のホリデーシーズンは募金活動が活発になり、何も考えていないと言われるままについ寄付をしてしまうこともあるかもしれません。少しでも困った人の為になればと善意で行った行為が、後々気分を悪くさせられるような結果になる事もあります。
寄付をする前にその団体がきちんとした活動をしている団体なのか、どうしたら自分の寄付がちゃんと必要な人のもとへ届くかちょっと調べたり考えたりすれば、あなたの善意の寄付金がもっと効果的に役立つ結果となる事でしょう。
以上、読んでいただき、有難うございました。